エックス スピードポータルの種類は?特徴はスピードプレーをサポートする軽量モデル!
アディダスは、世界中で知られているスポーツ用品ブランドの一つであり、その製品は高品質でデザインも優れています。
アディダスの最新のシューズ、エックス スピードポータルは、ランニングやトレーニングに最適なシューズとして注目を集めています。
この記事では、エックス スピードポータルの特徴について、より詳しく説明します。
エックス スピードポータルの特徴は?
エックス スピードポータルの特徴・コンセプトとしては、プレーヤーのスピードとパフォーマンスを最大限に引き出すように設計されたサッカースパイクです。とくに、履き口・カカトのフィット感を重視した作りになっています。
プライムニットアッパー
エックス スピードポータル「.1(トップモデル)」「.2(ミドルモデル)」には、プライムニットアッパーと呼ばれる特殊な素材が採用されています。この素材は、通気性が高く、足にしっかりとフィットするため、足の動きを自然にサポートします。
プライムニットアッパーは、軽量かつ伸縮性があるため、足にフィットするだけでなく、動きに合わせて自然に伸縮するため、足に負担をかけません。
ソールのグリップ力
エックス スピードポータルのソールには、特殊なパターンが施されていることでグリップ力が非常に高いです。このグリップ力は、ランニングやトレーニング中に足がすべることを防止し、安定した動きをサポートします。
また、摩耗にも耐えるため、長期間使用してもグリップ力が落ちにくいのが特徴です。これらの特徴により、エックス スピードポータルは様々な地形や環境でも優れたグリップ力を発揮します。
足のサポート機能
エックス スピードポータルには、足をしっかりとサポートする機能が搭載されています。ミッドソールには、アディダスの特許技術であるブーストフォームが使用されていることで、足裏の衝撃を吸収してくれます。
また、アウトソールにはトーションバーという機能があります。足裏の動きを制御することで、より安定した走行を実現します。
これらの機能により、エックス スピードポータルは、スポーツによる負担を最小限に抑え、足に優しいシューズとしても注目を集めています。
エックス スピードポータルの種類
エックス スピードポータルには、さまざまな種類があります。そのため、用途に合ったモデルを選ぶ必要があります。別記事で基本的なサッカースパイクの選び方についてはまとめているためご確認ください。
ここでは、それぞれのモデルの特徴をお伝えしてきます。また「+」については割愛しています。
エックス スピードポータル MESSI
エックス スピードポータル MESSIは、あのメッシ選手が着用しているモデルです。デザインが特別な仕様となっています。
- MESSI.1 FG / 天然芝用
- MESSI.4 AI1 J / 各種グラウンド対応
エックス スピードポータル MESSIは「.1(トップモデル)」がFGのみ、「.4(エントリーモデル)」が各種グラウンドに対応できるAI1 Jのみの展開となっています。
エックス スピードポータル .1
「.1」の特長として、アッパー素材にはスピードスキン2.0を採用しています。メッシュベースのアッパーにPUフィルムをコーティングしています。以前のスピードフローよりも若干固くなっています。
インサイドからインフロント、アウトサイドには凸凹な加工を施すことでボールのグリップ力が良くなります。
甲と履き口はプライムニットが採用されています。履き口のカットが短くなっていること、僕が履いた感じだとカカトも短いことから当たって気になる感じは全くありませんでした。
ヒールカウンターのところにカーボンを施すことでガッチリとカカトを固定することができ安定感とホールド感が抜群に良いです。
履き口内側には幅が少し狭くなるくらいのクッションフォームがあることでしっかりとしたフィット感を感じることができます。
アウトソールはトップモデルではお馴染みのスピードフレームアウトソールを採用しています。
- エックス スピードポータル.1 AG / 人工芝用
- エックス スピードポータル.1 FG / 天然芝用
- エックス スピードポータル.1 ジャパン HG・AG / 土・人工芝用
エックス スピードポータル .2
「.2」の特徴としてアッパー素材はエンジニアードメッシュアッパーを採用しています。部位ごとに編み方を変えることで通気性とフィット感を高めています。触った感じは、.1よりもハリがある感じがします。
甲と履き口はプライムニットが採用されているため、トップモデルと同じ質感で違和感を与えません。伸ばした感じも.1と遜色ありませんでした。
履き口内側にはクッションパッドがありますが、僕が見たところ.1よりも範囲・厚みがありませんでした。ただ、左右にしっかりとパットはあるため挟み込むようにしてかかとをロックします。
カカトについてはTPU素材によるヒールロックが搭載されています。このあたりトップモデル(.1)よりも劣っていますね。
- エックス スピードポータル.2 FG / 天然芝用
- エックス スピードポータル.2 HG/AG / 土・人工芝用
エックス スピードポータル .3
「.3」は、凹凸のあるテキスタイルアッパーを採用しています。凸凹がボールに引っかかることでスピードが付いた状態でもボールをグリップしてくれるらしいですが、私が使用した感じだというほどのグリップ感はありませんでした。
甲と履き口についても、このランクからは素材が異なります。そのため、フィット感が落ちる仕様となっています。ただ、よく伸びる素材のため.2で足入れができなかった人は試してみる価値はあります。
履き口内側については、パッドらしきものはありますが「.2」と比較して衝撃吸収力が弱そうな素材が入っています。
カカトについてデザインとして貼り付けているだけなので何か機能するわけではないようです。アウトソールは.2と同様のものが採用されています。
- エックス スピードポータル.3 HG/AG / 土・人工芝用
- エックス スピードポータル.3 HG/AG J / 土・人工芝用
エックス スピードポータル .4
「.4」については特質する点はありません。すべてにおいて簡素化された素材・システムのため.3と比較しても性能的に劣ります。そのため、これからサッカーを始める方向けのエントリーモデルです。部活動などで使用する場合でも.3以上のランクをおすすめします。
エックス スピードポータル.4 AI1 J / 各種グラウンド対応
まとめ
エックス スピードポータルは、スピードとパフォーマンスを最大限に引き出すように設計されたサッカースパイクです。
プライムニットアッパー、特殊なソールのグリップ力、足のサポート機能など、様々な特徴を持っています。エックス スピードポータルには、.1から.4までの種類があり、用途に合ったモデルを選ぶ必要があることが分かりましたね。